2710352 ランダム
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アオリイカ ヤエン釣り用リール考察

ヤエンリールあれこれ

DAIWA
ヤエン向きな クラッチを持つ 鯉釣りリールのような
DAIWAのリールですが フリー側は 2ドラグのリールよりは
弱めになっています。
これは フリー側で ドラグを効かせてやり取りすることが無いため
テンションを 若干掛ける程度簡易なものになっています。
レーバーブレーキに比べ フリーの状態でも ベール回転が無いため
糸がバックラッシュしづらく クラッチ操作で やり取りが
すばやいものができるようになっています。

設計が 古いため 制止時の挙動 ベール位置修正が難しく
自重も 重いリールになっています。



バトルゲーム 3050 アオリ
ヤエンを入れて 掛けて やり取りするまでは クラッチはフリーにして操作するので
誘いや寄せの動作は、クラッチフリーで行います。
フリー側の ドラグは アジが出て行くか 微妙なテンションにしておくと
いいようです。



バトルゲーム 3050 フロロスペシャル
基本動作は、バトルゲームと同じです。
スプールが、フロロカーボン2号150mに最適化されてます。
色が、濃紺からブルーへ変更、ハンドルが、変更されました。
新製品として 08年に出ましたが、ローラークラッチは採用されずに 従来型のカム方式です。



アオリマチック夜光 3050 フロロスペシャル
08年に発売された フロロカーボン3号が 150m巻ける スプールを採用したモデルです。
3号は、一般的に 硬くて太いラインなので 最適か否かという問題もありますが。。。。
ボールベアリングが メインギア両端、ピニオン、ローラーと 4箇所に搭載されてます
25サイズの ケミホタルを 2個 スプールに 装着できます。



アオリマチック 3050
一番 ベーシックなモデルです。
ベアリングは ピニオンと メインギア片側の 2個です。
樹脂スプール、ボディで コストパフォーマンス重視という感じですね

アオリマチックは、ハンドルを廻すと 自動で ドラグがONになりますので
置き竿向きと 呼ばれてますが メインドラグを弱めにして 
意図を余分に引き出して 泳がせれば 手持ち竿でも 誘いが掛けられます。

左:バトルゲーム 右:アオリマチック夜光 左:アオリマチック 左:アオリマチック夜光
マニュアルのほうが 使いやすいと思いましたが
レバーが若干 バトルゲームのほうが 長くて操作
しやすいようになっています
バトルゲームのほうが 実売は若干高いですけど
アオリマチックの改造で マニュアルにすることも
可能ではあります
ボディ ハンドル材質を除けば 機構はまったく変わらない。
アタリクリック音が ボディ材質音で 若干違う。
実売は アオリマチックは けして安くないので
迷わず 夜光を買ったほうが良いと思います

SIMANO
リアドラグにプリセットのレバーを 付けると言う
 シンプルな機構ながら ヤエンに最適化したリールです
以前は レーバーブレーキタイプを発売していましたが
エントリー向きには 誰でも使えるというには言いがたいので
現在は リアドラグのみになっています。
特徴なのは アオリスタンド(バイオL)というものが 装着でき
竿を 支点に 地面に置いても リールが スタンドで浮き上がり
傷が付きにくいというもの
ただし ヤエンの場合は ピトンや 竿掛けを用意するので
最近は エギリールなどに 採用されつつある。
実用、最大ドラグは DAIWAより 小さいリールのため
小さくなっていますが アオリイカなら 十分なドラグです。


アオリスタBB C3000
シマノのヤエンリールでは 09年発売最新モデルです。
基本操作は、メインドラグは 最適値にして ファイティングレバーは
左に廻すと フリーになるので ドラグをかけるときだけ レバーを
右に廻します。
従来型の エアノスXTLをデザイン変更して
A-RCスプールを搭載し、ハンドルを EVAにしたものです。



エアノスXTL C3000
06年に 発売した エントリー ヤエンリール
3ボールベアリング搭載 



バイオマスターL C3000 アオリ
08年発売の ヤエンリール
エアノスとの違いは、スーパースローオシュレート(クロスギア)
ねじ込み式の ハンドルに アオリスタンドが付属すること
一体式の ベールと 4ボールベアリング搭載ということ

ドラグ性能は 変わらないが 機構部品が違うので クリックフィールは
細かいタッチになっている

左:アオリスタBB 右:バイオマスターL 左:アオリスタBB 左:エアノスXTL
値段は 2.5倍ですが 材質もデザインも そっくりです。
スーパースローオシュレートが 必要なければ
迷わず アオリスタBBでいいと思います
A-RCスプールを除けば 機構は同じです。
安くなる 従来エアノスにするか アオリスタで選ぶか
デザインカラーで選ぶと良いでしょう

手持ちや泳がせでも DAIWAのクラッチは使いやすい機構ですが
全体的に重いリールです。
価格設定も SIMANOのほうがシンプルですが 安いので
贔屓目では SIMANOがオススメです。

急な走り出しに 対応できるということで レバーブレーキを
絶対視で オススメする人もいますが
日本の磯釣り文化でのみ 派生した文化ですので
根に潜る突撃も無いですし 生餌投入やライントラブルを考えれば
リアドラグのほうが 使いやすいですし
現在 レバーブレーキ用のヤエンリールが無いことを考えれば
ユーザー的には 亜流なんではないかと思います。


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